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岩淵寺。 〜空海の聖地〜

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 開山は弘法大師の師といわれている、僧正「勤操(ギンソウ)大徳」。

 

 

若き得度する前の空海は愛媛から奈良に上京し、

運命的に、通称この「岩淵僧正」と出会います。

奈良春日山原生林の麓、

盛時には一千の堂坊を有し、 新薬師寺の十二神将も勤操和尚の作といわれる岩淵寺がありました。

 

 

 

その出会いは大師の一生を決定付けます。

僧正からは秘儀、「求聞持法」・「大日経」、

さらにはたぶん・高野山の事までも・・・

 

 

この場所には何度も足を運んだ事でしょう。

 

 

 

そんな聖地が、あまり今まで公に知られていない事が不思議でしたが・

行ってみてその謎は解けました。

 

 

今は、明神さんの石段が残っているだけで、

天野で、空海が高野山を開くにあたり狩場明神と出会った場所を探しまくって見付けた時もそうでしたが、

 

 

今回も車道の傍らに入口が在るにも関わらず、

右往左往して随分探した末に辿り着いた聖地、

 

 

そこは鬱蒼とした森に囲まれ、

光りの当たらない終わった場所でした。

 

奈良仏教では聖徳太子が主流で、

お大師信仰はそんなに浸透している感じはありません。

そのせいか、行政が整備する事もなくこの場所も朽ち果てるままに今は立ち入り禁止に。

 

 

 

教えられました、

何か大きな事を達成する為に朽ち果てる場所もある事。

ここでの僧正との出会いが、結果大師を唐に渡らせる事になり、

天野での狩場明神との出会いは、

高野山が顕れる事になりました!

 

 

本堂があったと想われる上空、

ぽっかりと空き次第に光が射す。

 

昔は素敵な処だったのでしょうね!

 

その後、勤操和尚が大阪の槇尾山に籠っている時に若き大師は呼ばれ得度し、 

いよいよ久米寺で観た「大日経」の不可解を解く為に唐に向かう事に。

 

ここにはもう何も残っていません・・・

 

そんな場所でした。

 

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