龍神村の「星神社」三叉地区もそうでしたが、
2011年の豪雨災害の傷跡は、紀伊半島にはまだまだそのまま残っています。
道中がこんな事になっていたので、
もしや・と 想っていたら、
それは的中!
この苔生した石橋を渡ると、
目の前に広がる壮絶な光景が!!
一部整備されている場所もありますが、
紀伊半島には、3年経ってもこうして復興が進んでいない場所はまだまだあちこちに在ります。
大馬神社。
きっと以前は鬱蒼とした杜に包まれて薄暗い場所だったのでしょう。
それが・ぽっかりと空が開いて、景色は素っ裸にされています。
立地形状が勝浦の那智の瀧とよく似ていると言われ、
神社の所以もそんなに明るくないに関わらず古くから沢山の深い信仰を受け続け、それが今回の災害で期せずして那智の瀧と同じく空が開けられる。
何の因果でしょうか。
この辺は田んぼが広がっていた様です。
この石段を上る。
入口の巨大な御神木は、ぎりぎりで間一髪難を免れていました。
参道の石畳も熊野古道と同じ昔ながらのもの。
聖域に良くある強烈な枝振りです。
巨大な根っこも石の様に。
この惨状が無ければ・
厳かな神社なのですが。
禊場は、
降りてみると見る影もありません。
ここにも大きな御神木。
それでも水場だけは護られていました。
恐ろしく澄んでいます。
そしてこの上流には、那智の瀧と同じくこの場所の御本尊の瀧があります。
あまり人が訪れていない感じがするのが残念でした。
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